家賃の目安は収入の何割?日本の家賃の目安と給料に合わせた物件選び方を解説

公開: 2026/03/13

日本で暮らす場合、家賃の目安はいくらなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。結論、家賃の目安は、収入に合わせて検討するのがおすすめです。

当記事では、日本の家賃の目安について解説します。家賃の目安を考えるときのポイントや物件の選び方まで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.家賃の目安は手取り収入の3分の1

家賃の目安は、一般的に「給料の手取り収入の3分の1の割合」と言われています。

つまり、毎月の収入が20万円であれば、6万〜7万円程度の家賃の部屋に住むのが理想です。

※手取り収入とは:給料の「総支給額」から社会保険料や住民税、厚生年金保険料、所得税の源泉徴収額などを差し引いた収入

【手取り収入に対する家賃の目安】

手取り収入家賃の目安
15万円4.5万円
20万円6.0万円
25万円7.5万円
30万円9.0万円

家賃が手取り収入の3分の1以上になると、家賃以外にかかる生活費や将来的な貯蓄が少なくなるため、注意しましょう。

また、収入を家賃以外の生活費に充てたり貯金額を増やしたりしたいのなら、手取り収入の20〜25%を抑えておくのがおすすめです。

2.家賃の目安を考えるときのポイント

毎月かかる費用は家賃だけではないため、他の生活費とのバランスを考える事が大切になります。

ここからは、家賃の目安を考えるときの具体的なポイントを紹介します。

手取り収入から生活費を差し引いた金額から家賃を決める

先述しましたが、毎月かかる生活費は家賃だけではありません。

そのため、他の生活費の目安を把握してから、家賃を決めるのも手段のひとつです。

【一人暮らしの1か月にかかる平均支出額】

項目金額
食費40,288円
水道光熱費9,173円
生活用品費5,609円
被服費9,569円
保健医療費12,604円
交通費・通信費23,143円
娯楽費31,906円
その他(理美容費・交際費など)43,210円
支出合計164,008円

(参考:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2024年

手取り収入が25万円の場合、上表を当てはめて考えると、家賃を含まない生活費が16万円ほどかかるため、残りの9万円を家賃や貯金に充てることができます。

現在の支出額を把握した上で、いくらまで家賃に充てられるか検討しましょう。

地域ごとの家賃相場を確認し、希望金額を決める

日本の賃貸物件は、地域ごとに家賃は大きく異なります。

日本国内で最も高い家賃が設定されているのは東京都で、都心部に近づくほど家賃は高くなる傾向にあります。

一方、地方は家賃相場は比較的低く、広い物件が借りられることが多いのが特徴です。

住みたい駅やエリアが決まっている場合には、家賃相場を調べ、希望金額内に収められるか確認をしましょう。

希望金額内に収えられない場合は、バス・トイレ別や駅から15分以内などの物件への希望条件を変更したり、エリアの候補を広げたりすると物件が見つかりやすくなります。

住宅手当や家賃補助があるか確認する

会社の福利厚生として、住宅手当や家賃補助があるか確認することも重要です。

住宅手当とは、従業員が支払っている家賃を補助する手当てのことです。

 

一方で、家賃補助とは、会社の従業員が賃貸物件に住んでいる場合、支払っている家賃の一部を会社が負担する制度のことを指します。

住宅手当・家賃補助ともに、制度の内容は会社によって異なるため、勤務先への確認が必要です。

一般的には、「毎月の家賃の○%」「最大○万円まで補助」といったように、定められている場合が多いです。

ただ、会社の経営状況によって、住宅手当や家賃補助が変わることもあるため、万が一制度が無くなったとしても無理なく支払い続けられる家賃にしておくのが良いでしょう。

3.単身・二人暮らしではどう違う?

単身と二人暮らしでは、どのくらい家賃が変わるのでしょうか。

 

【単身(一人暮らし)で手取り収入20万円の場合】

手取り収入が20万円の場合、家賃はその3分の1の7万円ほどが目安となります。

家賃を差し引いて残る金額は13万円になりますが、ここから他の固定費を差し引いたものが、月で自由に使える金額となります。

 

【二人暮らしで手取り収入の合計が40万円の場合】

2人で手取り収入が40万円の場合、家賃はその3分の1の12万円ほどが目安となります。

1人あたりにかかる家賃は6万円になるため、一人暮らしと比べて少し余裕が出てくる印象です。

 

単身と二人暮らしの家賃目安をまとめると以下のようになります。

世帯手取り収入家賃目安備考
単身20万円 約7万円残り13万円で生活費
二人暮らし40万円約12万円1人あたり6万円負担

4.家賃を抑えられる物件の選び方

家賃の目安は「給料の手取り収入の3分の1の割合」と言われていますが、希望金額内に抑えるには妥協が必要になることもあります。

ここからは、家賃を抑えられる物件の選び方を紹介します。

物件への希望条件をこだわりすぎない

家賃は、駅からの距離や、築年数、構造、間取りなど、さまざまな条件を考慮して決められています。

物件への希望条件を全て叶えようとすると、希望額に収まらない場合があるため、注意が必要です。

物件に対して絶対に譲れない条件や、希望条件の優先順位を考え、家賃とのバランスを見て判断するようにしましょう。

 

1階にあるお部屋や築年数が経過している物件、木造の物件などは、比較的家賃を抑えられる傾向にあるので、ぜひ検討してみてください。

ルームシェアを検討する

ルームシェアをすると、家賃や光熱費を分配することができるため、一人暮らしよりも家賃を抑えることができます。賃貸物件の中には、ルームシェアが可能な物件も存在するため、友人と相談をして検討するのも選択肢のひとつです。

ただし、費用が抑えられる一方で、共同生活は同居人とのトラブルが発生してしまう場合もあるため、慎重に検討するようにしましょう。

執筆
Mooovin編集部
執筆
Mooovin編集部
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