外国人が日本で一人暮らしを始めるための必要アイテム完全ガイド
日本で一人暮らしを始めるにあたって、不安を感じることも多いと思います。
本記事では、日本で安心して新生活をスタートするために必要なアイテムや契約手続きなど、生活基盤の整え方について詳しく解説します。
外国人の皆さんが日本での新生活をスムーズに始め、快適な暮らしを実現するための第一歩となれば幸いです。
ぜひ、最後までご覧ください。
1.日本の賃貸契約のための基礎知識
まず、外国人が日本での住まいを確保するための基礎知識と必要なアイテムについて説明します。
日本特有の賃貸契約ルール
日本の不動産契約には敷金・礼金、保証人など、特有のルールが存在します。
自分の住まいをスムーズに見つけるために、そうした商習慣を事前に理解しておくことが大切です。
日本特有の賃貸契約ルールについて詳しくは、リンク先の記事を参照なさってください。
必要書類と注意点
日本の不動産契約には、一般的に次のようなものが必要です。
- パスポート:顔写真ページとビザスタンプページのコピー
- 在留カード:日本に中長期間(3か月以上)滞在する外国人のための身分証明書
- 会社の在籍証明書または在学証明書:職場または学校から取得
- 収入証明書または内定通知書:給与明細や納税証明書。まだ働いていない場合は内定通知書で代用可能
- 就労資格証明書:就労ビザ所持者の場合に必要
- 電話番号:日本国内の電話番号
- 銀行口座:日本国内のもの
- 緊急連絡先:日本在住者が望ましい
不動産会社によって求められる書類は異なる場合があります。事前に確認しておきましょう。
銀行口座の開設
家賃の支払いは口座引き落としが多いため、開設しておくとスムーズです。
外国人が初めて日本の口座を開く場合には、手続きが比較的簡単なゆうちょ銀行がおすすめです。
ゆうちょ銀行の口座開設に必要な書類は、以下の通りです。
- 在留カード
- 会社の在籍証明書または在学証明書
ゆうちょ銀行では、多言語に対応した口座開設の申込書作成ページを用意しています。こちらをご覧ください。
またスマホアプリからも申し込みが可能です。詳しくはこちらをご覧ください(対応言語は英語、中国語、ベトナム語)。
地域別・家賃&生活費の水準
日本も地域によって、家賃や生活費の相場は異なります。
以下は、一人暮らしの場合の地域別の家賃・生活費の相場です。
【家賃相場】
- 北海道・東北:40,000円〜50,000円
- 北関東(群馬・栃木・茨城):40,000円〜50,000円
- 東京:70,000円前後
- 埼玉・千葉・神奈川:50,000円〜60,000円
- 東海・北陸:40,000円〜50,000円
- 大阪以外の関西:40,000円〜60,000円
- 大阪:50,000〜60,000円
- 中国・四国・九州・沖縄:40,000円〜50,000円
【生活費の目安(家賃含む)】
- 北海道・東北:約14万円
- 関東:約18万円
- 東海・北陸:約15万円
- 関西:約16万円
- 中国・四国・九州・沖縄:約15万円
これらはあくまでも目安に過ぎませんが、住む場所を自分で選べる場合は、参考になさってください。
2.日本で一人暮らしを始めるためのインターネット契約
日本での一人暮らしにも、やはりインターネットは欠かせません。
ここでは外国人にもおすすめの、日本のインターネット回線と契約方法について説明します。
SIM
日本にも数多くの回線事業者がありますが、多言語に対応し、料金も手頃なSIMを選ぶと良いでしょう。
例えば楽天モバイルなら、月額1,078円から利用でき、データ量無制限で利用しても3,278円。また専用アプリから発信した場合の通話料金は無料で、オプションの「国際通話かけ放題(月額1,078円)」に加入すれば、指定65カ国への通話料金も無料となります。
楽天モバイルには在留カードまたは特別永住者証明書を用意した上で、オンラインまたは店頭で申し込み可能です。
ホームインターネット
自宅で高速かつ安定したインターネット環境を整えたい場合は、光回線がおすすめです。
アパートに光回線がすでに引き込まれている場合は、光回線事業者に申し込めばすぐに利用できるようになります。そうでない場合は、光回線を自室に引き込む工事が必要です。
いずれにしても、外国人向けのサービスを提供している事業者に相談すると良いでしょう。
例えば、GTNモバイルは英語のほか、中国語、ベトナム語、韓国語、インドネシア語などに対応しています。
ただし光回線は2年契約のことが多いため、短期間で引っ越す可能性があるならば、工事不要で引っ越し先でも利用できるホームルーターを検討なさってください(転居先もサービス提供エリア内であることが条件)。
例えばソフトバンクAirなら、「在留カード」または「特別永住者証明書」を持参の上、ショップで申し込み可能です。
3.一人暮らしに必要な基本アイテム一覧
日本の賃貸物件は全体的にコンパクトな間取りが多いため、一人暮らしを始めるためのアイテム選びは非常に重要です。
自分の生活スタイルに合わせたサイズや、機能性を重視しましょう。
家具・家電
自国で使っていた家電を日本に持ってきて使いたいと思うでしょうが、海外の家電製品の多くは日本でそのまま使うことはできません。電圧やコンセントのプラグ形状が異なるからです。
変圧器や変換プラグを利用すれば海外の家電も日本で使えますが、荷物が増えるため、日本で新たに購入するのがおすすめです。
家具は限られたスペースを有効活用するために、折りたたみテーブルや収納付きのベッドなど、機能的で多目的に利用できるものを選ぶと良いでしょう。
また日本の住宅は海外に比べて収納スペースがしっかりと取られているため、棚やキャビネットも必要最低限で十分かもしれません。
入居する前に部屋をしっかり下見して、必要なものだけ買い揃えましょう。
【一人暮らしに必要な家具・家電一覧】
| 冷蔵庫 | 炊飯器 | 洗濯機 | 掃除機 |
| ドライヤー | 照明器具 | エアコン | 電子レンジ |
| ガスコンロ | ベッド | 寝具 | 椅子・ソファ |
| カーテン | 棚・ラック | テーブル | 電気ケトル |
生活用品・日常アイテム
日本での一人暮らしを快適なものにするためにも、キッチン用品や掃除用品などの基本的な生活アイテムもしっかり揃えましょう。
【一人暮らしに必要な生活用品・日常アイテム一覧】
| 包丁 | まな板 | 鍋・フライパン | 食器類 |
| ラップ | トイレットペーパー・ティッシュ類 | 洗剤類 | スポンジ |
| シャンプー・リンス | 石鹸・ボディソープ | ハンガー・物干し | 歯ブラシ・歯磨き粉 |
| ゴミ袋(指定のもの) | 物干し類 | タオル類 | トイレ掃除用品 |
防災・防犯アイテム
日本は地震や台風、大雪などの災害の多い国です。万が一に備えた防災アイテムも、可能な限り備えておきましょう。
また日本は治安の良さでも知られていますが、最近は空き巣などの犯罪も増えてきています。特に女性の一人暮らしの場合は、セキュリティを高める防犯グッズも用意してください。
【一人暮らしに必要な防災・防犯アイテム一覧】
| 非常用持ち出し袋 | 非常食 | 水(500mlペットボトル4〜5本) | 携帯トイレ |
| モバイルバッテリー | 防犯フィルム | 補助錠 | 防犯ブザー |
自転車
日本の運転免許証がなかったり、地方に住んでいる場合には自転車が必須アイテムとなります。
日本で自転車を購入する場合には、法律で防犯登録が義務付けられています。
実店舗で購入する際には店側が登録してくれますが、通販で購入したり他者から譲り受けた場合は、自分で手続きをしなければなりません。
自転車を販売しているホームセンターなどに身分証と一緒に自分の自転車を持ち込み、登録してください。
また神奈川県や埼玉県など、自転車保険の加入を義務付けている自治体もあります。それ以外の地域でも、万が一に備えて自転車保険に加入しておくことをおすすめします。
4.日本の一人暮らしアイテム購入のおすすめスポット
一人暮らしを始めるには様々なアイテムを購入しなければならないため、なるべく費用を抑えたいところ。
そこで日本で一人暮らしアイテムを購入するための、おすすめスポットを紹介します。
リユースショップ
新品や新製品にこだわらないのであれば、日本では一般的にリサイクルショップと呼ばれるリユースショップを上手に活用してください。
例えば全国に展開するセカンドストリートやトレジャーファクトリーなどでは、洋服だけではなく家具や家電のリユース品も販売しています。
100円ショップ
生活用品や日常アイテムを揃えるなら、海外にも進出しているダイソーやSeriaなどの100円ショップがおすすめです。
食器や洗剤などのキッチンアイテム、ラップや歯ブラシ、タオル、トイレ掃除用品などの生活用品の多くが100円(税別)〜で購入できるため、一人暮らしを始める人にとっても非常に便利な存在です。
ネットショップ
大型の家具や家電など、自分で持ち運びが難しいアイテムは、ネットショップで購入すると良いでしょう。
例えば日本で最大手のネットショップであるAmazonは、英語と中国語で利用可能です。
SNS
FacebookなどのSNSでは、特定の人種やメンバー間で個人売買できるグループが開設されています。
「Japan Buy Sale 〇〇(国籍)」などで検索し、コミュニティ内で情報交換や売買を検討するのも一つの方法です。