日本の物件の間取り紹介(1R/2K/3LDKの違い)

公開: 2026/03/13

日本の賃貸物件は部屋の間取りをアルファベットと数字の組み合わせで表記します。

賃貸物件を探していると1Rや2Kなど、間取り表記がどのような部屋を意味しているのかわからないと感じることもあると思います。

そこで今回は日本の物件の間取りの略語の意味や、間取りの選び方を紹介します。

1.日本の物件の間取りを表す略語

日本では、R、K、Dなどのアルファベットと数字の組み合わせで間取りを表記します。

それぞれのアルファベットが表す意味を紹介します。

R(ルーム)

Rは「部屋」を表す略語です。

お風呂やトイレ以外に部屋がひとつしかない、1R(ワンルーム)の間取りに使用されます。

 

略語のRは部屋の間取りを表すとき以外でも使われます。

部屋の間取り図面の中に「R」の表記がある場合は「部屋」の意味ではなく「冷蔵庫(refrigerator)」を意味しています。

 

キッチンでRの箇所に冷蔵庫を設置できることを表しています。

K(キッチン)

Kは「キッチン」を表す略語です。

日本の物件では、キッチンのある部屋の面積によって表記が変わります。

一般的に4.5畳(8.2㎡)未満のキッチンのある部屋は「K」と表現されます。

D(ダイニング)

Dは「ダイニング」を表す略語です。

ダイニングはキッチンと食事室が併設されている部屋です。

 

キッチンのある部屋が4.5畳(8.2㎡)以上8畳(14.6㎡)未満の場合に「D(ダイニング)」と表記されます。

間取り上は、キッチンと併設されているという意味からDK(ダイニングキッチン)と表記されます。

L(リビング)

Lは「リビング」を表す略語です。

キッチンのある部屋がダイニングより広い8畳(14.6㎡)以上ある場合に、リビングと表記されます。

 

間取り上は、LDK(リビングダイニングキッチン)と表記されます。

日本の物件は床に畳を使用することがありますが、「L(リビング)」と表記される物件はフローリングなど洋風の床になっていることが多いです。

S(サービスルーム)

Sは「サービスルーム」を表す略語です。

窓がなく採光が確保できない部屋をサービスルームと呼びます。

 

居室としては使用できず、収納スペースや納戸として使用します。

間取り上は、SLDKなどと表記されます。

2.日本の物件の間取り

日本の物件は間取りごとに特徴があります。

物件探しをするときは、間取りの特徴を理解しておくとよいでしょう。

それぞれの間取りの特徴、メリット・デメリットを紹介します。

1R

1Rは、風呂、トイレ以外の部屋が1室のみの間取りです。

玄関を入るとすぐに部屋になり、料理や食事、睡眠をすべてひとつの部屋の中で行います。

 

間仕切り壁がない分、同じ面積でもほかの間取りと比べ開放感があります。

必要最低限の機能に絞られているため、家賃が抑えられるのがメリットです。

 

一方、料理の匂いが家具やベッドについたり、玄関から部屋の中が直接見えてしまうのがデメリットです。

1K

1Kは、ひとつの部屋と独立したキッチンのある間取りです。

料理と就寝のスペースが分かれており、料理の匂いが家具やベッドにつきづらいです。

 

玄関から部屋の中を見ることができないので、部屋内のプライバシーを確保できるのもメリットです。

しかし、同じ面積の1Rと比べた場合、リビングや就寝のスペースが狭くなるのがデメリットです。

1DK

1DKは、ひとつの部屋と独立したダイニングキッチンのある間取りです。

料理だけでなく食事の空間をリビング、就寝スペースと分けられるためメリハリのある生活が送れます。

1DKは新しい物件に採用されにくいため、築年数が古い物件が多いのがデメリットです。

1LDK

1LDKは、ひとつの部屋とキッチンを併設するリビングがある間取りです。

LDKの面積が8畳(14.6㎡)以上あるため、ダイニングテーブルとソファ、テレビを同じ部屋に置くことができます。

 

キッチンからリビングまでが一体で開放感があるのがメリットです。

一方、部屋の面積が広くなるため、1K・1DKに比べて家賃が高い傾向にあるのがデメリットです。

2K

2Kは、2つの居室と独立したキッチンがある間取りです。

キッチン、リビング、就寝スペースを分けられるため、生活にメリハリをつけられます。

築年数が古い物件が多いのはデメリットですが、面積の割に家賃を抑えやすいのはメリットです。

2DK

2DKは、2つの居室とダイニングキッチンがある間取りです。

ダイニングテーブルを置いてゆったりと食事ができ、リビングでの団らんや就寝も別の部屋で行えるため、カップルや夫婦など2人暮らしでも利用できます。

 

DKを共用スペースとして残りの二部屋をそれぞれの部屋とすれば、プライベート空間を確保することも可能です。

2DKは、築年数が古い物件が多いのがデメリットです。

2LDK

2LDKは、2つの居室とリビングダイニングキッチンがある間取りです。

ファミリーに使いやすい間取りとして設計されました。

 

料理や洗い物をしながらリビングの子どもの様子を見守れ、家族のコミュニケーションが取りやすいのがメリットです。

居室のひとつを夫婦の寝室として、もうひとつを子ども部屋にするといった使い方ができます。

3LDK

3LDKは、3つの居室とリビングダイニングキッチンがある間取りです。

居室が3つあるため、入居者の家族構成やライフスタイルにあわせて部屋の用途を自由に選択できます。

 

1室を夫婦の寝室に、残りの2室を子ども部屋としたり、子ども部屋は1室にして残りの1室を客間として使用するなど、間取りの柔軟性が高いのがメリットです。

面積が広くなるため、家賃が高い傾向にあるのがデメリットです。

3.間取りの選び方

日本の物件の間取り選びは、居住人数やライフスタイルにあわせて検討することがポイントです。

居住人数ごとのおすすめの間取りを紹介します。

1人暮らし

一人暮らしの場合、1R、1K、1DK、1LDKの間取りを検討してみましょう。

とにかく家賃を抑えたい人は1Rがよいです。

 

自炊をしなければ料理の匂いを気にする必要はありませんし、部屋では寝れればよいという割り切った考え方ができれば1Rの最低限の機能さえあれば十分です。

 

キッチンと部屋は別の部屋にしたいけど、できるだけ家賃を抑えたい人は1Kがおすすめです。

1Kは物件数が多いため、希望のエリアに気に入った部屋を見つけやすい点も魅力です。

 

家賃は高くてもいいので余裕を持った生活が送りたい人は1DK、1LDKを選んでみてください。

食事スペースやリビングスペースに余裕ができるため、友人を招いて食事会を開いたり、趣味のスペースを確保できます。

2人暮らし

2人暮らしの場合、1LDK、2DKの間取りを検討してみましょう。

カップルや新婚夫婦には1LDKがおすすめです。

 

LDKなら食事やテレビの時間をふたりでゆっくり過ごせます。

1LDKは築年数が浅い物件も多いため、新婚夫婦の新生活にも適しています。

 

友人と2人でルームシェアをしたい人は、2DKがおすすめです。

DKを共用スペースとして、2つの居室をそれぞれのプライベート空間にできます。

 

金銭的に余裕がある人は、2LDKも選択肢に入れてもよいでしょう。

共用スペースに余裕が生まれ、より快適なシェア生活を送れます。

ファミリー

家族で住む場合、2LDK、3LDKの間取りを検討してみましょう。

子どもが小さい家庭や一人っ子の家庭は、2LDKがおすすめです。

 

子どもが小さいうちは家族全員で寝室をともにして、残りの1室を子どもの遊び部屋や客間として使用できます。

一人っ子の家庭は寝室1室、子ども部屋1室とすることもできます。

 

子どもが大きい家庭や、2人以上の子どもがいる家庭は3LDKを選ぶとよいでしょう。

子どもたちが大きくなると、1人ずつ子ども部屋が欲しくなります。

居室が3つあれば、寝室1室、子ども部屋2室を用意できます。

執筆
Mooovin編集部
執筆
Mooovin編集部
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